2007年6月7日木曜日

地球交響曲と物理とラズロー博士

何かを調べていて、「あれっ、面白いことが載ってる」と、横道にそれてしまうことがあります。そこから大事なものが発展する。そういう機会を大事にしましょう、という考え方を、

『セレンディピティ』

という、と、会社で教わりました。

もともとは何を調べていたんだっけ、と、分からなくなってしまう、でも、これは面白いからブログに載せておこう、ということで。ふと見つけた情報です。

青樹洋文さんという方のTokyo Professionalsのニュースレターに、ラズロー博士の以前の講演会のことなどが載っていました。

このホームページ自体は、2004年から更新されていません。多分、地球交響曲の公式サイトなどに吸収されたのかもしれません。青樹洋文さんはガイアシンフォニー(地球交響曲)と深いかかわりをもって今も活躍されているようです。

ラズロー博士が講演会をして下さったいきさつや、地球交響曲に出演をお願いしたいきさつがニュースレターに書かれています。

January 20, 2005 News # 110 ラズロ博士に逢いたい
February 8, 2005 News # 111 ラズロ博士と睦稔さん

#111の方に、物理が苦手で高校から文系に進まれた青樹さんが、ラズロー博士の言葉と睦稔さんなどの体験のお話しを合わせて考えることによって、物理を通して世界を理解するようになられた様子が書かれています。

高校から文科系、という方は多いですね。むしろ、物理をやったなんて、変人、の部類に近い。まして女性は少ない。居るんですけどね~。

物理をやってたら必ずラズロー博士の仰る内容が分かるかというと、そうでもないでしょう。むしろ、精神性の強い内容の部分に、強い反発ないし警戒感を示す場合が多いかもしれません。アインシュタインが量子力学を受け入れなかったように。
睦稔さんのエピソードに表わされているような、精神性の強いメッセージを受け入れられるということの方が、より大きな要因かもしれません。

でも、精神で感じるという以上に、確かに世界はそうなっているのだという確信を得られるのは、物理的な実感を通してだと思います。数学としてだけでもない、モノの理解として。

高校物理で古典的な力学までやったところで物理の勉強をやめてしまうと、やはりその背景にあるのは古典的な世界観になります。それでもラズロー博士のように噛み砕いて説明してもらえば、量子力学でできた世界を物理的に理解することに手が届くのです。

荒く言って、古典的な世界観では、白でなければ黒。二律背反。量子力学は、白でなければ黒でもない、灰色がある。ここにあるか、ないか、のどちらでもない、ということがある。それを学校で教えるだけでも、うんと世の中の理解がはっきりすると思うのですが。実際に世の中は白黒はつかないものなのです。  。。かえってわけがわからなくなるでしょうか。



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