2007年8月6日月曜日

人類の意思

今日は原爆の日。朝、いつものようにNHKテレビの音声を聞いていたら、広島の式典の様子を報道していました。

広島市長さんの挨拶は、立派でした。

その中に、「人類の意思」という言葉が出てきました。

二度と原爆の悲劇を繰り返さないということは「人類の意思」。ラズロー博士のシンポジウムの「惑星の新しい意識」という概念を思い出しました。

広島市長さんの挨拶は、格調高く、地球規模で考えておられるということが分かりました。どうやら、市レベルでの沢山の都市のネットワークが、あるか、それを考えておられるか、らしいです。思考が、ラズロー博士らのように、地球規模で巡らされています。そうすると、地球の意識とか、意志とか、そのための『つながり』とかを考えるようになるのでしょう。一人広島市長さんだけでなく、一つの潮流なのではないかと思います。

意識を、意志にもっていかなければ、地球を保てない。実際のところは、まだそこまでは、遠い。でも、広島市長さんは、目指すべき理想を示してくれました。

なんだか、かえって総理大臣の挨拶のお粗末さが、印象に残ってしまいました。あんなだから、変な発言をする大臣を出したりするんでしょ。

でも、日本には立派な市長さんがいて、世界とつながってくれている、ということが分かりました。私達も、自分達それぞれで、世界とつながっていけばいいのでしょう。