伏見康司先生の談話を読みました。
伏見先生、間近には存じ上げませんが、凄い先生だというイメージだけは持っていました。ご高齢ですが、ブタペストクラブの品格も十分に似合う方で、入って下さらないかな、と思っているということは以前もちょっと書きました。
談話を読んで、伏見先生が原子力発電を推進するよう初期から尽力されて来たことが分かりました。大変驚きました。
原発なんて、絶対に地球のためにならないと思っていました。
半減期(半分の量に減るまでの時間)が何百年もそれ以上もかかる放射性廃棄物ができてしまう。土の中に埋めたって、数百年レンジでの安全を保障できるわけがない。
でも伏見先生は、研究者の情熱で、研究の上でも、政治的にも、真摯に原発の開発を可能にするために、尽力されたようです。
原子爆弾だって、完成する以前は、アインシュタインだって、研究者の真摯な情熱を注いでいた。原発は時間スケールは違うけれど、起きる現象は同じなのに。違うものだと伏見先生は考えられるのかしら。
他の尊敬する先生で、原発に反対される先生も複数おられるので。大事な人類と地球の未来のために、リスクを取ることはないでしょう。
二酸化炭素と温暖化も大変に問題なのだけれど。だから原発に、というのは、ちっとも安全な方向じゃないと思います。
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